鳳至木材 〜 製材 〜
2013.10.26 Saturday
休日に訪れた輪島にて…











工房のメインとなる材料のアテ(能登ヒバ)の製材を見学させていただきました😊
こちらの鳳至木材さんで使用する材料は、主に天然乾燥で製材しており
丸太から柱になるまで長い月日をかけて、じっくりと挽いているそうです。

製材の作業場は初体験です。
辺りは木の香りでいっぱいで、見た事も無いような大きなノコギリと
無造作に置かれている大木の欠片など全てが新鮮!!

柱や梁に使用するアテの木は、ねじれながら成長するのが大きな特長です。
ですので、1本の真っすぐな柱に製材するには、そのねじれを少しづつ解放しながら
挽いていかなければ出来ないそうです😳
実に手間が掛かっていますね。

この荒々しい姿の丸太をザックリ切り出す大きなノコギリは
大型のバンドソーと呼ばれる機械です。
その帯鋸の刃は… いや…牙は、サメのように鋭く
一旦、機械が動きだすと見る見るうちに切れていきます!!



荒挽きが終えると、乾燥とともに動く材木…
ある程度の乾燥と収縮、そしてねじれなどが発生するので
真っすぐになるよう何回かに分け製材していきます。


そして大切に、そして丁寧に仕上げられた工房の柱たち
気持ちの良い直球ストレート!!
お見事というしかありません😄


幾度となくお邪魔させていただいた際に
ご紹介していただいた材木の中で、ひと際目立っていた一画…
この一画に積み上げられていた木は見渡す限り節が無いのです!
聞くところによると、これらは金沢城や格式の高い神社仏閣などにしか
使う事のできない特別な高級材料😳
こんなにキレイな材料も立ち並ぶ鳳至木材さん、恐るべしです。

実はこの材木…
おねだりの甲斐あって工房へとやってくる事となりましたー◎
何だか見所満載の工房になるかと想像するだけで
興奮してしまい、自宅に帰宅して間一髪!
Kさんに怒濤のお土産話!!
その日は、落ち着く間もなく輪島の話しで夜も更けてしまいました😊
- Categry : 工房
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